翻訳対象を『画面に見える本文』だけで数えると、検索結果のタイトル、画像の代替テキスト、構造化データ、エラー文言が抜けます。公開前にフィールド単位の一覧を作り、翻訳、実装、表示確認の担当を分けます。
検索結果に出る4要素を最優先する
title、meta description、URLスラッグ、ページの主要見出しは、検索結果とページ内容を結びます。単なる直訳ではなく、現地の検索意図、文字数、ブランド表記に合わせます。canonicalとhreflangのURLは翻訳文ではなく技術設定として照合します。
検索結果に出る説明はGoogleが本文から生成し直すこともあります。だからこそmeta descriptionだけでなく、冒頭の答えとページ全体の内容を同じ意図に揃えます。
画像と共有時の4要素を揃える
画像のalt、キャプション、画像内テキスト、OGP/Twitterのタイトルと説明を確認します。altは画像に見える文字を全部詰め込むのではなく、その画像がページで果たす役割を対象言語で説明します。装飾画像は空altのままにします。
OG画像に原文が焼き込まれている場合は、言語別画像を用意するか、文字のない共通画像へ変更します。共有プレビューを実機で確認し、画像比率と文字切れもテストします。
- 5. 画像alt
- 6. 画像キャプションと画像内テキスト
- 7. OGP・Twitterのタイトルと説明
- 8. SNS共有画像の文字とレイアウト
機械向け情報も可視内容と一致させる
Article、Product、Breadcrumbなどの構造化データに含むheadline、description、category、offer、FAQは、同じページで利用者に見える言語と内容へ揃えます。構造化データだけに翻訳済みの情報を追加してはいけません。
HTMLのlang属性、日付・通貨・単位も確認します。langは検索エンジンの言語判定だけのためではなく、読み上げや文字処理にも使われます。
最後の4要素はコンバージョンを守る
ナビゲーション、パンくず、ボタン・フォームラベル、入力エラー・完了メッセージを翻訳します。ページ本文が自然でも、送信エラーだけ原文へ戻れば利用者は操作を止めます。外部予約や決済の言語も別に確認します。
翻訳台帳にはフィールド名、原文、訳文、表示場所、更新責任者を持たせます。CMSの本文、テーマ、外部ツールに散らばる要素を一度に把握できます。
- 9. HTML lang・言語属性
- 10. ナビゲーションとパンくず
- 11. ボタン・フォームラベル
- 12. エラー・完了・外部遷移メッセージ
実行前に押さえる要点
- title、description、URL、主要見出しは検索意図と可視本文へ揃える。
- alt、OGP、構造化データは単独で翻訳せず、画像と表示内容を確認する。
- フォームのエラー・完了・外部遷移まで台帳化し、公開後の更新対象に含める。