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多言語サイトの言語切替UI:国旗を使わず、迷わせない設計とアクセシビリティ

言語切替は小さなメニューですが、訪問者が自分向けの情報へ到達できるかを左右する主要なナビゲーションです。

国旗は国を表す記号であり、一つの言語を一意に表しません。利用者が読める表記で言語名を示し、現在地と切替後の行き先が予測できる設計にします。

2026年8月21日版 競合各社の最新テーマと公式資料を照合し、totio編集部が独自に構成・確認しました。

言語名はその言語の文字で表示する

日本語、English、简体中文、繁體中文のように、利用者が認識できる自称表記を使います。国旗だけ、二文字コードだけ、翻訳元の言語だけで表示すると、目的の選択肢を見つけにくくなります。

地域を選ぶ必要がある場合は、言語と市場を分けて示します。たとえばEnglishとAustraliaを一つの概念にせず、価格・配送先の市場選択と表示言語の選択を設計します。

全ページの同じ場所から開けるようにする

デスクトップとモバイルのヘッダーなど、予測しやすい場所へ常設し、現在言語を表示します。メニューを開くボタンには名前、展開状態、キーボード操作、十分なタップ領域を用意します。

切替先は可能なら同じ内容の他言語ページにします。対応版がないときに無言でトップへ送るのではなく、未対応であることを伝え、近いカテゴリや問い合わせへ案内します。

  • 現在の言語が文字で分かる
  • キーボードと画面読み上げで操作できる
  • モバイルでも押しやすく、メニューを閉じられる
  • 切替後も同じ商品・記事・手続きへ移動できる

HTMLの言語指定とURLの関係を揃える

各ページのhtml要素へ適切なlangを設定し、本文中で別言語へ変わる箇所にも必要に応じて言語を指定します。これにより読み上げの発音や支援技術の解釈を助けます。

言語別URL、canonical、hreflang、サイトマップをUIと同じ対応表で管理します。画面では選べるのに検索エンジンへ関係が伝わらない、または存在しないURLをhreflangへ出す状態を避けます。

自動判定は提案にとどめ、選択を尊重する

ブラウザ言語や所在地から候補を出すことはできますが、強制転送すると旅行中の利用者、共有URL、検索クローラーが意図しない版へ移る場合があります。通知や選択肢として提示し、閉じられるようにします。

利用者が選んだ言語は一定期間保持し、いつでも変更できるようにします。ログイン前後、予約、決済、外部フォームへ進んでも不意に原文へ戻らないかを代表フローで試します。

実行前に押さえる要点

  • 国旗ではなく、利用者が読める自称表記で言語を示す。
  • 切替先は同じ内容の対応ページとし、未対応なら理由と代替導線を伝える。
  • lang、言語別URL、hreflang、選択保持を一つの対応表で管理する。

自社サイトで必要な対応範囲を整理する。

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